プロカメラマンシリーズ1
- 2024.04.07
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カメラワークの設定・撮影方法 ABC
2024/4/7
A: 構図
1. 三分割構図
画面を縦横3等分した線で9分割し、被写体を交点に配置する構図です。安定感のある画面を作ることができます。
2. 日の丸構図
被写体を画面の中央に配置する構図です。被写体を強調したい時に効果的です。
3. シンメトリー構図
左右対称に配置する構図です。静止感や安定感を与えることができます。
4. リーディングライン
線や道路など、視線を誘導するような線を使って被写体へ視線を導く構図です。
5. 奥行き
前景、中景、遠景を配置することで、画面に奥行きを出すことができます。
B: カメラアングル
1. アイレベル
被写体と同じ高さで撮影するアングルです。自然な視線で撮影できます。
2. ハイアングル
上から見下ろすように撮影するアングルです。被写体を小さく、または俯瞰的に写すことができます。
3. ローアングル
下から見上げるように撮影するアングルです。被写体を大きく、または迫力のあるように写すことができます。
4. ダッチアングル
カメラを傾けて撮影するアングルです。不安定感や動的な表現を演出できます。
C: その他
1. ピント
被写体にピントを合わせることが重要です。マニュアルフォーカスを使う場合は、ピントリングを回して調整します。
2. 露光
明るすぎず暗すぎない、適切な露出に設定しましょう。露出補正機能を使って調整できます。
3. シャッタースピード
動いている被写体を撮影する場合は、シャッタースピードを速く設定します。逆に、夜景など暗い場所を撮影する場合は、シャッタースピードを遅く設定します。
4. ISO感度
ISO感度を上げると、暗い場所でも撮影できますが、ノイズが増えてしまいます。できるだけ低いISO感度で撮影することをおすすめします。
5. ホワイトバランス
光源の色に合わせてホワイトバランスを設定しましょう。オートホワイトバランスで問題ないことが多いですが、蛍光灯や白熱灯の下では、手動で設定するとより自然な色が出ます。
6. レンズ
広角レンズ、標準レンズ、望遠レンズなど、レンズによって表現が変わります。被写体や撮影目的に合わせてレンズを選びましょう。
著作権・肖像権の考え方
スマホ写真でトラブルを防ぐ! 著作権と肖像権の基本
著作権とは?
- 写真を撮影した人が著作権者となります。
- 許可なく無断転載や二次創作はNGです。
- 著作権フリー素材は、利用規約を確認して利用しましょう。
肖像権とは?
特に、タレントや有名人の写真・映像の無断使用は裁判になる可能性が大きいです。
例:国内の事例300万以上*海外の場合3,500万以上に事例あり。
- 人の顔や姿を撮影するには、本人の許可が必要です。
- 無断で公開すると、肖像権侵害となる可能性があります。
- デザイン等のパクリ
- インターネット上での公開には、特に注意が必要です。
トラブルにならないために
- 撮影前に、必ず許可を得ましょう。
- 書面でのサイン・日時を記入。
- 相手が18歳以下の場合は避けるか親のサインが必要です。
- 特定の人物が特定できる写真は、公開を控えましょう。
- どうしても公開したい場合は、顔にぼかしを入れるなどの加工が必要です。
- 著作権フリー素材でも、商用利用には注意が必要です。
高校生が知っておきたいポイント
- 友達の写真をSNSに投稿する際は、許可を得てから。
- 学校行事の写真を無断で販売するのはNGです。
- 著作権フリー素材は、商用利用可能なものかどうか確認しましょう。
トラブルを防いで、楽しいスマホライフを!
7. その他
手ぶれを防ぐために、三脚やカメラのストラップなどを活用しましょう。また、水平垂直を意識して撮影することも重要です。
参考資料
- カメラワークの基本構図7選!写真が劇的に上手くなる撮り方を徹底解説
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